こんにちは、ゆずはです。
新卒でメーカーに1年、その後ベンチャーに8ヶ月。
さらに無職期間を経て、完全未経験の第二新卒で総合コンサルファームに転職しました(現在は3年の経験を経て、フリーランスとして活動中)。
当時は「本当に私にもコンサル行けるの?」と疑っていました。
今回は、同じように第二新卒・未経験からコンサルを目指す方へ向けて、私が内定を掴むまでに実践した3つの行動を具体的にお伝えします。
「何から始めたか」「落ちた面接からどう改善したのか」「採用された決め手とは?」という疑問に、リアルな体験を通じて答えます!

コンサル転職を目指す第二新卒の方に、少しでも参考になれば嬉しいです
第二新卒でコンサル転職は本当に可能?
第二新卒でもコンサルに転職することは可能です。その理由を説明します。
第二新卒枠の採用意欲(若手育成目的)
コンサル業界は、ポテンシャル採用に非常に積極的です。
社会人としての基礎を身につけつつ、価値観や吸収力が柔軟な第二新卒は、企業から見ると「早期に戦力化できる若手」として魅力的な存在です。
実際、私が転職活動をしていたときも、第二新卒枠を明確に設けているファームが複数あり、書類通過率は思っていたより高かったです。
未経験採用の背景(コンサル需要拡大・人材不足)
近年はDX推進や新規事業支援などで、コンサル需要が急増しています。
プロジェクト数に対して人材が不足しており、経験者だけでは回らないため、未経験者を採用して育成する流れができています。
私が面接で出会った採用担当者からも「経験より、考え方や成長意欲を重視しています」という言葉を何度も聞きました。
応募ハードル(学歴・ポテンシャル評価中心)
もちろん、誰でも受かるわけではありません。
戦略系など一部ファームは高学歴や高スコアを求めますが、総合系やIT系では「論理的思考」「成長意欲」「経験をどう説明できるか」が大きな評価ポイントになります。
私のスペックは普通レベルでしたが、前職での顧客対応や課題解決の経験を、仮説→行動→結果の流れで具体的に話すよう工夫しました。
私が内定までにやった3つのこと
1. 転職エージェントを活用し、自分の道を明確にした
転職活動を始めた最初の一歩は、自分の市場価値や目指す軸を整理することでした。
お気に入りのカフェに行ってジャーナリングをし、「過去・現在・未来」を書き出すことで、自分の理想が見えてきました。

その上で、第二新卒に特化した「【UZUZ第二新卒】」と、コンサル転職に強みを持つ「MyVision」に相談。
最初に使った【UZUZ第二新卒】は、第二新卒の事情を理解してくれるキャリアカウンセラーが多く、面接対策まで親身にサポートしてもらえた体験は大きな成長のきっかけでした。
志望業界をコンサルに絞ってからは、MyVisionの担当者に伴奏していただきました。

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2. 落ちた面接から学び、改善した
初めての面接では、自己PRの強みが抽象的すぎて、面接官に刺さらないもどかしさを感じました。
例えば、「前職で成果を出した経験はありますか?」と聞かれたとき、裏付けとなる数値や具体的エピソードを十分に補足できませんでした。
今振り返れば、面接官にとっては“どのくらい上げたのか”“何をどう改善したのか”がわからず、説得力がなかったのです。
落ちた原因を分析した私は、すぐに改善に着手しました。
自己流でやると上手くいかないと悟ったので、転職エージェントさんに頼り切りました。
転職活動の途中からコンサル業界に絞ったので、MyVisionの担当者さんに何回も面接練習をお願いしました。
具体的には、過去の経験を「数字」「背景」「工夫」で語る練習を徹底。そしてケース面接対策も脳に叩き込みました。
結果として、次の面接では「この人は具体性がある」と印象に残してもらえたと実感。データや成果を裏付けに話すことで、未経験でも「即戦力になりうる」と思わせる伝え方ができました。
3. 面接で自分の強みを“一貫したメッセージ”として話した
最後に、採用に決め手となったのは「自分の強みをブレずに語ったこと」。
例えば、前職のメーカーやベンチャーでの顧客対応経験を、ただ「経験がある」と伝えるのではなく、具体的にどう工夫して、課題解決に繋げたかを何度も話しました。
顧客のニーズを丁寧にヒアリングし、その声を社内に届けるために提案書を何度も練り直したエピソードや、困難な案件でも粘り強くフォローした経験です。
短期離職をしていると経験年数が短いことがネックですが、未経験者とは大きな隔たりがあります。短期間で大きな成果を出したことをアピールしました。
さらに、どの質問でも「自分はこういう強みを持っていて、それがコンサル業務でこう活きる」という一貫した話を心がけました。
また、面接の中で「コンサルでこういうことをやりたい」と業務のビジョンや自分の強みとの親和性を明言できたことで、面接官に納得感を与えられたと感じています。
内定をいただいた後に、面接官からはこんなフィードバックをもらいました。
「話に一貫性があり、どの質問にも自信を持って具体的に答えられていた。
特に、顧客視点を持ち粘り強く課題に取り組む姿勢が、未経験でも弊社のカルチャーにマッチすると感じた。」
この言葉をもらえたとき、単なる経験の羅列ではなく、自分の強みを整理し、コンサルでどう活きるかを伝え切れたことが大きかったんだなと実感しました。
転職活動で大変だったことと乗り越え方
メンタルの浮き沈み
転職活動はメンタルのジェットコースターのようでした。
特に、長期の無職期間があった私にとっては、「空白期間=やばい」と思い込んでいたので、精神的なプレッシャーは相当なものでした。
そんな時、転職エージェントに相談したり、自分のキャリアを言語化することで少しずつ気持ちが整理されました。話を聞いてくれる人の存在って大事ですね。
継続できた理由(周囲の支え・スケジュール管理)
何より大きかったのは、「継続できた」ことです。
私は転職エージェントに応募スケジュールと面接準備を細かく管理していただき、無理のないペースで取り組みました(エージェントに頼りすぎですね笑)。
また、家族や友人に転職活動の進捗や悩みを話すことで、精神的な支えを得ました。
孤独になりがちな転職活動ですが、周囲に話すことで気持ちが軽くなり、「応援されている」と感じて頑張れました。
1人で悶々としていると、人間ロクなことを考えません。ぜひ周りの人に相談しましょう。もしいないならせめてAIに…!
第二新卒でコンサルを目指す人へのアドバイス
私の経験から、第二新卒でコンサルを目指す方に伝えたいメッセージです。
1. 行動は早い方が有利
転職は「踏みとどまっている時間」がもったいないと実感しました。
私自身、無職を満喫していて、転職活動をしていない時期もありましたが、動き出してから状況は一変しました。
第二新卒という枠は常に変動しており、募集も流動的。
興味を持った求人があれば、まずはエージェントに相談し、自己分析や面接準備を早めに始めることが、他の応募者に差をつけるポイントです。
行動して初めて見える世界があり、「自分は何を強みにできるか」「どんな企業が合いそうか」が具体的にわかります。
2. 失敗は改善のチャンス
転職活動は決して一発合格とは限りません。
私も「数打ちゃ当たる」方式で受けた面接で落ち、何度も壁にぶつかりました。
でも、そこで落ち込むのではなく、面接での反応やエージェントのアドバイスを受け止め、「次はこう話そう」「ここを具体的にしよう」と改善を重ねることで、確実に実力がつきました。
この「PDCAサイクル」を回し続ける姿勢は、コンサルの現場でも極めて重要なスキルです。
だからこそ、失敗はむしろ自分を磨くための貴重な機会と捉えてほしいと思います。
3. 強みは「過去の経験 × コンサル業務」で語る
未経験だからといって「自分には何もない」と諦めないでください。
前職の経験は必ずコンサル業務に活きます。
私の場合、顧客対応や課題解決の経験を「クライアントとの関係構築」「課題抽出・提案」といった形で言語化しました。
重要なのは、ただ経験を並べるのではなく、コンサルのどの仕事にどう繋がるかを面接官に伝えることです。
これができるかどうかで、採用の可能性が大きく変わります。
最後に
迷っている時間ももちろん大事ですが、動き出すと景色が圧倒的に広がります。
私も最初は「本当に自分にできるのか?」と不安でしたが、一歩踏み出したことで新しい世界が開けました。
もし第二新卒でコンサルを目指す方に、私の経験が少しでも勇気になれば嬉しいです。
まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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