こんにちは。当ブログ運営者の”ゆずは”と申します。
この記事では自己紹介をさせていただきます。
現在は総合コンサルティングファームで働いています。総合コンサルの中でも経営支援に特化したチームに配属されており、肩書きは経営コンサルタントとして働いています。
今年で3年目。マネージャーとして実務に加えてプロジェクト管理もしています。
経営コンサルタントとして、成長を感じられる刺激の多い日々を送っている私ですが、コンサルに入る前は迷走したキャリアを歩んでいました。コンサルに入社するまでの経緯を赤裸々に書かせていただきます。
新卒入社したメーカーを1年で退職
大学を卒業して新卒で食品メーカーへ。商品企画課マーケティング係に配属されました。
大好きな食品に囲まれた楽しい日々を送っていましたが、だんだんと会社組織が古臭いことに違和感を抱くようになりました。
例えば商品開発会議。
研究所と協力して新しいテーマを考えるのですが、いざ決定会議になると、上のおじさんたちが決めたテーマしか通りません。
どんなに一生懸命プレゼンしても、まったく響いていない様子。「なんだ、出来レースか」と心の中で失望しました。
さらに、その会議では上役へのプレゼンに向けて、会議資料を準備しなければなりませんでした。おじさん世代が多いので、文字を大きく調整して、カラー印刷をして。資料の準備は下っ端の仕事です。勤務時間内では終わらないため、もちろん残業していました。
なぜ社内プレゼンのためにこんなに準備する必要があるのか?これは会社の利益につながっていないのでは?と疑問を感じていました。

会議自体にあまり意味を見出せませんでした…
組織が凝り固まっていることに我慢できず、1年で退職しました。今思えばもうちょっと長く勤めても良かったのではないかと思いますが、若気の至りで飛び出しました。
2社目のベンチャー企業を8ヶ月で退職
さて、次は柔軟な会社に入ろうということで、ベンチャー企業へ。社員が4人しかいない出来たてホヤホヤの会社です。私は新しいプロジェクトのWEBマーケティングを担当し、SNS投稿、商品撮影、記事執筆などなんでもやりました。
この会社では、完全テレワークという働き方がとにかく合いませんでした。
独居部屋でポツンと作業しているのが耐えられない。京都の喫茶店やカフェを巡りながら仕事をしてみましたが、やっぱり違う。常に心にモヤがかかっている状態でした。
ストレスにより食事が喉を通らなくなりました。結局、心身のバランスを崩してプロジェクトの区切りがいいタイミングで退職。わずか8ヶ月でした。
キャリアブレイク
会社を辞めた直後に「九州に行こう」と思いました。なぜそう思ったのか分からないのですが、とにかく気分を変えたがっていました。
退職から1週間後、予定を立てずに九州へと旅立ちました。福岡、佐賀、長崎、鹿児島を旅行しました。昭和レトロな喫茶店を楽しんだり、温泉に入ったり、美味しい居酒屋に行ったり。心の底からリラックスしました。


九州から帰ってきたら、ワーキングホリデーに興味を持ちました。「日本の働き方が好きではないのでは」と思い至り、ワーホリできる国を調べた中ではニュージーランドに興味を持ちました。理由はなんとなくで、英語が通じるし自然が豊かそうだったからです。
とは言っても、アジア以外の国には行ったことがありませんでした。どんな雰囲気かを知るために、まずは下見に行くことにしました。
予定を立てずに気持ちの赴くままに移動しました。たっぷりの自然に囲まれながら読書したり星を眺めたり。居心地が良くて、1ヶ月滞在しました。



この旅の一番の収穫は「人生はシンプルだ」と気づけたことです。ニュージーランドには娯楽が少ないので、”家族とゆっくりと過ごすのが幸せ”という価値観が根付いていました。日本にいると「もっと早く」「もっと多く」という圧力を感じますが、それがありませんでした。
そのままワーホリをすることも考えたのですが、海外にわざわざ行かなくても日本にも幸せはあると気づいたので、日本に帰ってきました。
苦戦した転職活動
さて、日本に帰ってきたあとは、生計を立てる手段を考えないといけません。ニュージーランドに想定よりも長く滞在したため、貯金が底をつきていました。
大学時代から独立したいという夢があり、このタイミングで独立しようとも思いました。しかし、「私の会社員人生がこれで終わってはもったいない」と思う自分もいました。
私の会社員人生と言えば、新卒で入った食品メーカー1年と、ベンチャー企業8ヶ月。
もう少し会社員として頑張れるのではないか?と思い、もう一度自分にチャンスを与えることにしました。第二新卒なのでまだ受け入れてくれる企業はあるはず、という希望的観測もありました。
失業保険をもらいながら転職活動を開始。
ただ、これが苦戦の連続でした。
なぜかというと、職歴が短いからです。浪人、休学までは軽くスルーしてもらえるのですが、やはり社会人になってから短期転職を繰り返していると、目が行くみたいです。

人生かなり遠回りしていますね笑
面接では「なぜ会社を辞めたの?」「なぜ短期で辞めたの?」の質問の嵐。自分の会社に入ってすぐに辞められたら困るので、当然ですよね。その質問にもあまり的確に答えられず、一次面接で苦戦する日々が続きました。
未経験からのコンサル転職
「転職活動がうまくいかないのは、自分自身のことがよく分かっていないからだ」と思った私は、会社員に戻って自分は何をしたいのか?を考え直すことにしました。
私の答えは「ビジネススキル全般を身につけること」でした。1年未満の転職を繰り返していたことで、身につけているべきスキルが身についていない。将来的には独立を考えていましたが、今のままでは物足りないと感じていました。
多くの業界を調べてみたところ、幅広く色んな業務ができるコンサルティング会社が最適なのではないかと思いました。コンサル会社の中でも、総合コンサルティングファームに特に興味を持ちました。
コンサルに進んだ大学時代の友達が何人かいたため、さっそくお茶会を設定。話をする中で、コンサル業界特有の特徴があることが分かりました。
・ビジネスの総合力が鍛えられる
・プロジェクト単位で業務が変わるため変化に富む
・独立を視野に入れた人が多い
・圧倒的な成長が感じられる(その反面、激務)
ジェネラリストとして成長したい私にはぴったりだと感じました。さっそく志望業界をコンサルに絞って転職活動を再開しました。
それからどのように準備を進めたか、面接に挑んだかは当ブログの記事をご覧ください。結果として、第一志望の今の会社に入社することができました。今コンサル3年目になりますが、あの時の選択は間違っていなかったです。
当ブログを始めた理由
ブログを始めた理由は2つあります。
1つ目は、未経験・第二新卒でコンサルに転職した経験をお伝えすることです。
私がコンサルに転職した3年前には、未経験からコンサルに転職する方法に関する情報が少なく、大変苦労しました。
未経験からコンサルに転職したいけど、何をしたらいいか分からない
職歴が短いからコンサルに転職できるのか不安
転職したいけどどの業界に行けばいいのか分からない
そんな方の手助けができるよう、自分の経験に基づいた情報発信をしていきます。
転職を繰り返していても、キャリアブレイクを挟んでいても、未経験でも、コンサルに転職することは可能です。
今の仕事にやりがいを感じられないなら、ぜひコンサル転職を選択肢に入れてほしいと思います。
2つ目は、情報発信の練習をすることです。
私の将来の夢はズバリ「経営者になること」です。これは社長にも伝えていますし、クライアントさんにも堂々とお話ししています。そのためのビジネススキルを学んでいる最中です。
私の会社では、会社経営を経験するために副業/複業が推奨されており、私は物販とWEB制作の複業をしています。実はすでに個人の会社の経営者になっています。
今はコンサルの仕事が楽しいので退職は考えていません。しかし、ライフステージが変わってバリバリ働けなくなった時は、今育てている事業で独立しようと考えています。
情報発信は大事と思いつつ、物販とWEB制作はSNSで宣伝しなくても購入者がいるので、つい後回しにしちゃっていました。当ブログを通して情報発信にチャレンジします。
X(Twitter)も始めていますので、もしよろしければフォローをお願いします…!
https://x.com/yuzuha_work
最後に
コンサルに転職して、私の人生は大きく変わりました。自分の納得のいくキャリアを積めているだけでなく、他者貢献できている実感を毎日持てています。
不本意な転職を重ね、ビジネススキルのない第二新卒でしたが、コンサル転職へ一歩踏み出せたからこそ今の私がいます。
このブログを通じて、満足のいくキャリア選択のお手伝いが出来れば幸いです。
ゆずは